事務職に転職したいけれど、どんなスキルが必要?
そんな疑問に、現役で20年近く事務を経験し、採用担当として面接・選考も行ってきた立場から解説します。
事務職に求められる能力は、以下の5つのスキルレベルで整理できます。
実際にこのスキルで上場企業に採用された”30代女性のリアル体験談”はこちら
スキルレベル1:パソコンスキル
事務の必須スキルです。
- メールの送受信
- Wordの文章作成
- Excelの表入力・四則計算
- ショートカットキーの基本
タイピングは「最低1分間80〜100文字」程度が目安。
無料のタイピング練習から始めればOKです。
スキルレベル2:正確な作業と取り掛かりの早さ
事務は “正確さ×スピード” が最重要。
- 指示があったらすぐに着手できる
- ミスを出さないための確認癖
- ルールに沿って淡々とこなせる
採用担当の目線では、このスキルがある人は 安心して仕事を任せられる人 という評価になります。
スキルレベル3:スケジュール管理能力
事務は突発対応も多く、優先順位の判断が必須。
- 今日やるべきこと
- 明日で良いこと
- 急ぎの案件
これを瞬時に組み替えられる力が求められます。
1年周期で発生する定例業務はすぐ覚えられなくてもOK。
経験しながら徐々に “業務の流れ” が見えるようになり、対応力が上がります。
スキルレベル4:理解力
事務は“言われたことをそのままやるだけ”では通用しません。
相手が求めているのは何か?
この先どう処理してほしいのか?
相手の言葉から意図を読み取る力が必要です。
スキルレベル5:要約力
これができると「ワンランク上の事務職」に見られます。
- 結論 → 理由 → 具体案 の順で伝える
- 相手の手間を増やさない
- 一目で内容が理解できる資料を作れる
採用担当としても、要約力のある人は コミュニケーションコストが低い=仕事がスムーズ と感じ、評価が上がります。
まとめ|事務職のスキルは“経験しながら磨ける”
最後に事務職に必要なスキルとは!?スキルレベル別5選のまとめです。
スキルレベル1:パソコンスキル・・・事務職には必須スキルです
スキルレベル2:正確な作業と取り掛かりの早さ・・・アシスタントやフォローで求められるスキルです
スキルレベル3:スケジュール管理能力・・・優先順位や期限を決め対応する能力が必要です
スキルレベル4:理解力・・・人としての信用度が増します
スキルレベル5・要約力・・・相手に伝えたいこと、聞き出したいことを的確に伝えるスキルです
以上、参考になれば嬉しいです!それでは、また次回~★



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