事務職はなぜ人気なのでしょう?定時で帰れる。デスクワークで疲れない。ノルマや外回りがなく精神的負担が少ない。カレンダー通りに休める。などなど。たしかにどれも当てはまります!
でも、良い面もあれば残念な面もある。そして総合事務職、一般事務職でも任される業務範囲が変わるため、総合事務職においては事務職で持つイメージとは違う部分もあります。そんな理想と現実のギャップを、事務職経験19年目の現役事務員が徹底解説します!
事務職はなぜ人気?理想と現実のギャップ3つを徹底解説
人気の事務職!理想と現実のギャップ1つ目 ~定時で帰れないときもある~
総合職だろうが一般職だろうが、必ず定時帰宅というわけにはいきません。それぞれに分けて特徴を解説していきます。
総合事務職の場合
- 業務が終わるまでは帰れない → 突発で帰れなくなる
- 残業になる日が多い → 子供迎えの時間に間に合わない
- 出張があると帰宅は22時過ぎることもある → 迎え・ご飯・お風呂などすべてできない
- 宿泊出張の時もある → 迎え・ご飯・お風呂・宿題・次の日の準備などすべてできない
一般事務職の場合
- 月末月初の繁忙期は帰れない → 家族の協力が必要
- 定時間際に電話対応 → 定時内で電話に出て長引くときもある
- 定時間際に業務対応 → 頼んでくる側は定時で帰る概念がないため平気で頼まれる
配属部署により繁忙時期も変わるので全てあてはまるわけではありませんが、実態としては定時帰宅が難しい時期や場面もあります。
人気の事務職!理想と現実のギャップ2つ目 ~デスクワークだけではない~
デスクワークだけでなく、社外へ出かけたり、立ち会いをしたりという場面もあります。
総合事務職の場合
- 社外対応が多い(客先訪問、打ち合わせ、日帰り出張、宿泊出張など)
- 社内の困りごと改善(現場の聞き取り、物品の配布回収など)
一般事務職の場合
- 中小企業の場合は、総合・一般の区別がないことが多く、社外対応は当たり前
- 社内の困りごと改善も当たり前
のんびりと事務所でパソコンに向かって作業するというイメージとはかけ離れた、社外対応や社内改善で、各方面を走り回って半日席に座らないという事もあります。
人気の事務職!理想と現実のギャップ3つ目 ~なんでもやらないといけない~
これは会社規模にもよりますが、自分の体験したこれもやるの!?をお伝えします。こちらは総合事務職、一般事務職共通の内容です。
総合事務・一般事務職共通
- 会社行事などの受付係(役員の顔と名前を覚えないといけない)
- コピー機のメンテナンス(カートリッジ交換、修理対応)
- 食堂欠員の人員補充(昼食後小一時間のお皿洗い、片づけ、食堂清掃など)
- ロビー、エントランスの展示品管理
- 社有車メンテナンス(点検、車検、清掃など)
- 地域ボランティア活動
これも仕事!?と思うような内容も仕事のうちでしたし、時には土日返上して対応する事もあります。業種や地域によってこれはありえないと思われるかもしれませんが、実際に東証一部上場企業でも行われている内容です。
事務職人気の理想と現実のギャップまとめ
理想と現実のギャップ3つ
- ギャップ1つ目 ~定時で帰れないときもある~
- ギャップ2つ目 ~デスクワークだけではない~
- ギャップ3つ目 ~なんでもやらないといけない~
それでも事務職人気が高いのは事実!人気の事務職に転職は難しい!?成功者の特徴4つもぜひご覧ください。
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